芸術学の基礎としての「ことば」と「書物」の本質について、エディトリアル・デザインの実践の中で学びます。
この1限目は、芸術学にとって重要な思考方法であるアナロジーについて研究し、実際に各自がその構想を、世界を読み解くための「アナロジーの絵本」の形に実現します。
テキストブックの平出隆「野外をゆく詩学」の中で、とくに第6節「Inversionと複素数の構造」を基に、学問分野やメディアへのさまざまな思考を培いながら課題を制作します。
第1回: アナロジーとはなにか/「アナロジーの絵本」の課題
第2回: アナロジーとはなにか/「アナロジーの絵本」の課題
第3回: アナロジー関係を変換する/「アナロジーの絵本」の課題
第4回: 芸術学と諸学の連環/「野外をゆく詩学」第6節
第5回: アナロジーの限界/「野外をゆく詩学」第6節「Inversionと複素数の構造」
第6回: アナロジーの構想/「野外をゆく詩学」第6節
第7回: アナロジーの構想/「野外をゆく詩学」第6節
第8回: アナロジーの構想/「野外をゆく詩学」第6節
第9回: アナロジーの絵本/「野外をゆく詩学」第6節
第10回: アナロジーの絵本/「野外をゆく詩学」第6節
第11回: アナロジーの絵本/「野外をゆく詩学」第6節
第12回: アナロジーの絵本/「野外をゆく詩学」第7節
第13回: 「アナロジーの絵本」の成果を見る/「野外をゆく詩学」第7節
注意事項:
1. 与えられたテキストブックの該当箇所を読みます。
2. 所定の授業時間に所定のホームページにログインします。
3. 課題を受け取り、その日の24時までにホームページに提出します。
評価方法:出席、平常点、課題作品
テキスト:鶴岡真弓編『芸術人類学講義』ちくま新書、2020年
(同書中の平出隆「野外をゆく詩学」、とくに第6節を使用)
参考文献:随時指示します。
準備事項:「野外をゆく詩学」は次の授業ページでも「web聴講」可です。
「言語芸術論」=第1節、第2節
「芸術学IV」(大学院)=第5節、第6節、第7節
「芸術基礎・ことば-1」=第3節、第4節