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    Rêve d’encre by José Corti, photo by Kenji Takahashi

 「言語と形象」をテーマにした研究組織[Air Language program]のための研究会サイトです。[ARCHIVES]と[FRAGMENTS]との2つの層から成ります。[ARCHIVES]では展示や論考や映像や講演を「原典」として定位させます。[FRAGMENTS]では、「原典」から「断章」を取り出して新たな思考へ転位させようとします。このように「基底」と「露頭」の関係を成す[ARCHIVES]と[FRAGMENTS] の2つの層は、それぞれ相互に対応する5つの形式(示す exhibit/書く write/映す image/話す talk/+虚 Φ)に分類されています。

 2つの層にわたる5つの形式の構成は、「言語と美術」展(DIC川村記念美術館、2018-2019年)で青木淳によって設計された「真ん中を空洞にして循環する4つの房室=4a+i 」の構造を、思考のサーキットへ転位させようとするものです。


青木淳によるスケッチ

 [Air Language program]は、平出隆の構想による書物論的詩学の方法を通じて、芸術、哲学、科学にわたる共通言語=零度の言語を追求する実践的研究です。各テーマにおいて、多摩美術大学の芸術人類学研究所、同大学図書館、同アートアーカイヴセンターの活動と連携しているものがあります。

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