準備と環境
A:[TH Grid]はSingle Page Applicationと呼ばれる極めてシンプルな構成であるため、マニュアルの説明によって、どなたにもできるデータベース入力と、安定的かつ高速の閲覧機能を提供します。したがって、ITに関する基本的な環境と基礎知識があれば、導入から運用までのすべての作業を、管理者ご自身で行うことができます。
A:一般的には[TH Grid]を利用することで、作品・書物・映像・テキストを整理し、画像付きデータベース・閲覧システムをシンプルな手順で構築・公開することができます。
つまり、たくさん集められたものを整理する機能を持っています。しかし、たくさん集められたものにはいろいろなものがありますから、基本的に、いろいろな分野のたくさん集められたものを対象にすることができます。書物、美術、骨董、写真、手紙、文書などです。Linkによって、音声や動画を組み入れることもできます。
また、日付を基本とする9つのカラム(縦列)を構成する仕組みですから、その構成要素や構成順を工夫することによって、個人史や社史などにも、いろいろな見せ方が可能になります。
A:データを集積する表計算ソフト(GoogleスプレッドシートやExcel等)と、データベースを最終的に表示するための既成のホームページとが必要です。また、画像表示のエリアに示すための画像ファイルが必要です。
A:表示するメディアとして、サーバーとホームページが必要であり、導入するには、両方がすでに用意されていることが前提となります。
A:独自のホームページの制作より先に、[TH Grid]によるデータベースを制作することはできます。その場合、テスト版を仮表示するためのURLを、どこかのサイトに借りることが考えられます。
A:[TH Grid]の仕組みは9つのカラムから構成されています。
Date / Title / Place / Via / Format / Note / Links / Image / Group
[TH Grid]の仕組みは9つのカラムから構成されています。
Date / Title / Place / Via / Format / Note / Links / Image / Group
このうち「Image」は画像として、「Links」はリンク先名として、上部のカードエリアに現われていて、下部のデータグリッドのエリアには現われません。したがって、データグリッドエリアに見えているカラムの数は、DateからNoteまでの6項目です。
A:データベース全体の構成は、左上のセレクトメニューに現われます。そのメニューに対応するように、あらかじめグループ分けを計画します。各グループには、英数2文字などできるだけ短い記号を与えます。短くするのは高速駆動を保つためです。
A:いいえ。[TH Grid]の特徴は、高速で駆動することですが、それが可能なのは、複雑な階層構造を持たず単層で、わずか1ページだけでできているアプリケーションだからです。
A:いいえ。アプリケーション内部に階層構造がなくても、結果として階層構造を持つように見せるグループ分けが、充分に可能です。
設定について
A:初期カスタマイズで、設定可能な項目は以下の通りです。
1. データファイルのパス(ファイルの位置の記述)
2. メディアディレクトリのパス
3. セレクトメニューの項目
4. 初期表示時に適用されるフィルター
5. カラムの項目名(Title から Note までの5項目)
A:はい。更新・アップロードは利用者側で行っていただけます。
A:はい。利用者の用意する画像によって1段階拡大と2段階拡大の機能が使えます。用意する画像が1枚の場合、カード・エリアに表示される画像をクリックし拡大させる1段階拡大の表示になります。用意する画像が2枚の場合、1段階目で拡大した画像内の任意の場所をクリックし拡大させる2段階拡大表示ができるようになります。表示範囲はカーソルに合わせて移動することができます。2段階拡大のための2枚の画像は、1段階用の小さい画像と2段階用の大きい画像である必要があります。
A:[TH Grid]はデザインなどを最小限に切り詰めることで、速度を超高速にしています。また、PCからスマートフォンまで多様な機種の端末に対応できるよう、フォントや背景色など、微妙なバランスをとって設計されていますので、基本的に、デザインのカスタマイズはできません。但し、CSSの知識をお持ちの場合、自己責任において変更することは可能です。また、ご要望の場合は、新規発注をお受けしたり、お見積りをお出しすることは可能です。
操作について
A:マニュアルに従って、お使いのサーバーの適正な位置にソフトウェアのフォルダ一式を配置するというシンプルな作業です。
A:基本作業は次の通りです。
スプレッドシート内の各カラムへの文字データ入力。
画像データのリネームとリサイズ。
適正化された画像のソフトウェア内「media」へのアップロード。
CSVファイルのダウンロードとサーバーへのアップロード。
A:スプレッドシートはマスター1枚のみで管理することをお勧めします。[TH Grid]では「1行空き以下のデータを読み取らない」という機能があらかじめ設定されていますので、シートに1行空きを入れることで、1枚でありながらその1行より下の部分を下書きエリアとすることができます。
A:Web セーフなファイル名となるよう、ファイル名が、小文字の半角英数字、ハイフン「-」、アンダースコア「_」、ドット「.」のみで構成されるように置換を行なってください。
Webセーフなファイル名への変名の例:
Production de l’année 1974_0000.jpg
↓
production-de-l-annee-1974_0000.jpg
なお、アンダースコア「_」も使えますが、可能であれば、ハイフン「-」を使うことをお勧めします。
Production de l’année 1974_0000.jpg
↓
production-de-l-annee-1974-0000.jpg
A:データ表示のパフォーマンス劣化を防ぐ上で、ある程度小さな解像度(長辺800〜1200ピクセル)にリサイズすることをお勧めします。また、大きな画像を見せたい場合には2段階拡大機能用いることができます。
A:マニュアルの構成は次の通りです。
・インストールマニュアル
・設定マニュアル(セレクトボックスとGroupの構成、カラム名、フィルター設定)
・操作マニュアル(CSVデータシートの作成法、CSVファイルのダウンロードとサーバーへのアップロード方法
・操作マニュアル(画像) Windows
・操作マニュアル(画像) Mac
導入について
A:導入費は、300,000円(税別)です。インストールから初期カスタマイズまで、すべて利用者ご自身で行えるように、マニュアルやFAQのサイトをご用意しています。また、必要に応じて機能追加などのオプションのご希望をお受けしますが、その場合、追加設定費がかかります。
[導入費に含まれるもの]
1. インストールから90日間の無償テクニカルサポート(メールのみによるサポート)
2. マニュアルサイト・FAQ サイトへのアクセス(サービスが続く限り無償)
[導入費に含まれないもの]
1. インストール(ご利用者側作業)
2. 初期カスタマイズ=セレクトボックスの設定とカラム項目名の変更等(ご利用者側作業)
3. パスワード設定によるCSVアップローダーのアクセス制限(ご利用者側作業)
4. スプレッドシートへのデータ入力(ご利用者側作業)
5. 画像等のメディアの準備(ご利用者側作業)
6. 公開用 Web サーバー
[追加設定費(オプション)]
1. 30日間の追加有償プレミアムテクニカルサポート(メールのみ): 50,000円
2. インストールあるいは「初期カスタマイズ」の代行(お見積り)
3. コーディングを含むカスタマイズ(別途お見積り)
詳細につきましては、ご利用お申込みの前にあらかじめお問合せください。
A:ウェブ上の購入サイトで購入いただきますと、ファイル形式の本体とマニュアルサイト、電子契約書が送付されます。販売は、1システムごとのライセンス形式で、ご購入にあたって[ソフトウェア使用許諾契約書]による契約を結んでいただくことになります。契約書の内容を十分にご確認の上、同意いただける場合にのみインストールを行ってください。購入サイトはこちら(Link)
A:はい。購入サイトで正価と割引率をお確かめください。購入サイトはこちら(Link)
A:インストールマニュアルのサイトをご覧いただきますと、ご自身のサーバーにご自身でインストールできます。インストールマニュアルのサイトはこちら(Link)
A:セレクトボックスや項目名の設定など、基本のカスタマイズは、基本設定マニュアルのサイトをご覧いただきますと、ご自身で行えます。基本設定マニュアルのサイトはこちら(Link)
A:ご購入日から60日間、インストールや基本設定などの利用方法に関して、無償でテクニカルサポートを受けることができます。
A:[カスタマーサポート]を通じて[有償サービス]をご利用ください。カスタマーサポートはこちら(Link)
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